過敏性腸症候群
整体で過敏性腸症候群は大崎市・仙台市・富谷町・大和町・登米市・石巻市・栗原市・加美町のひふみ整体
過敏性腸症候群と整体療法・骨盤矯正(整体大崎市仙台)
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大崎市ひふみ健康整体院では「症状・病名」に捉われない施術を心掛けています。当院では、初回時に、あなたが抱えているツライ症状や病名をお聞きします。
しかし、当院では
「身体はバラバラで存在するものではなく、 筋肉や関節で相互に連絡しており、ゆえに、全身のゆがみが結果的に肩こりや偏頭痛、慢性腰痛という部分的な自覚症状として現われてくる。」
と考えています。
肩は肩だけ、腰は腰だけという部分的な治療はせず、常に全身の筋肉バランスを考え、身体全体を調整します。
つまり、部分的な症状・病名に捉われず、常に患部と全身のバランスを関連付けて全身のバランスを整えるという事を心掛けています。
全身の筋肉バランスが整う事で結果的に今迄悩み続けていた長年のツライ症状が軽減するようです。
本来、症状別にアドバイスすることは部分的な考えに陥る危険性があるため避けたいのですが、ひふみ健康整体院での症状別・病名別の捉え方、考え方をおおまかにですが述べてみたいと考えています。
以下の文章が患者さんのこれからの健康生活にお役立ていただければ幸いです。
過敏性腸症候群
お腹の痛み(腹痛)と便通異常(下痢や便秘)はありませんか?
「通学や通勤途中・・・電車に乗るとお腹が痛くなり、何度もトイレに駆け込む」
「いざ、会社や学校へ行こうと思うと腹痛が・・・」
「授業・試験・会議の最中に、お腹が痛くなる」
「朝食を食べるとお腹をこわしてしまう」
そんなあなたは、過敏性腸症候群(IBS)かもしれません。
過敏性腸症候群とは・・・。
お腹の痛み(腹痛)と便通異常(下痢や便秘など)を主体とする、
消化管に不快な症状が続き、
病院でどこに原因があるかいろんな身体的な検査をしても、
器質的な異常が認められることもなく、
機能面での異常だけが認められる病気といわれています。
つまり、
過敏性腸症候群とは消化管の運動性の障害により、
腹痛・下痢・便秘などが慢性的に繰り返し続く症状のことです。
ストレスや食事、ホルモンなどの様々なことが元になり、
そのわずかな刺激に過敏に反応して
体調が変化、消化管が異常な収縮(ぜん動運動など)を引き起こします。
例えば、
便秘の人は大腸のぜん動運動が減少することで
腸の内容物の移動が遅れ、
必要以上の水分が吸収されることで便が固くなり、
その事でS状結腸が痙攣を引き起こし
腸の内容物がせき止められ、
どんどん便は固くなり出にくくなることで
便秘になります。
反対に、下痢の人は大腸の運動が増加するため、
水分の吸収が十分に行われず、
S状結腸にもその影響が及び、
便が固まらなかった結果・・・
下痢になります。
一般的には、下痢になる人が多いようです。
下痢の間に便秘が起こることもあります。
過敏性腸症候群は、ストレスなどの刺激で起こります
過敏性腸症候群は、圧倒的に女性に多い病気です。
過敏性腸症候群は、
下痢や便秘などの便通異常を訴える人の
5割~7割を占めるほど頻度が高い病気と言われています。
突然の下痢に襲われるのを心配して、
不安で外出先では何も食べない、
通勤通学などでも各駅停車の電車にしか怖くて乗れないなど、
そんなつらい生活を何年も続けている人もいます。
そして圧倒的に女性に多い病気でもあります。
(女性は男性の3倍ともいわれます)
もともと消化器の働きは、
健康な人でも心理的なストレスをはじめとする
様々な刺激によって影響を受けます。
ストレスというと胃潰瘍を思い浮かべる方も多いと思います。
それだけ、心の状態が内臓・・・
特に消化器系に現れることは一般的に知られていますね。
ただ、健康な人の症状は一過性・・一時的なもので、
慢性的に起こったり、
そのことで悩むことはほとんどありません。
過敏性腸症候群は、
慢性的に消化器系に異常が続きます。
そして
「過敏性腸症候群」
といわれる状態になっている人の消化器は、
健康な人と比べるとかなり敏感になっていて
ちょっとした刺激(ストレス)でも
便通異常(下痢・便秘)や
お腹の痛み(腹痛)などを引き起こしてしまいます。
それが通勤通学で閉鎖的な空間な上に
トイレにすぐに行けない場所、
試験・会議というただでさえ緊張する場面、
デートなど別の意味で緊張する場面で、
消化器系がストレスに過敏に反応して
お腹が痛くなったりするんです。
ただ
「お腹が弱い」
という表現で済まされる場合も多いですが、
症状が重くなると、大変精神的苦痛を伴うことにもなります。
特に緊張などのストレスにより、
症状がさらに悪化することが多いようです。
そして「過敏性腸症候群」の患者の8割以上が、
何らかのストレスの影響を受けていると
一般的にいわれています。
また、食事・・・
特に朝ごはんがきっかけになることで腹痛が起こったり、
物理的な刺激(運動など)にとても敏感に反応して
消化器系の活動が促進され、
下痢や便秘、腹痛が起こるといったこともあります。
こういったことから・・・
食事をすると(とくに朝食)お腹をこわしてしまうことが多い人や、
なんらかのストレスを感じると
消化器系に腹痛、下痢、便秘などの便通異常が起こることが多い人は、
「過敏性腸症候群」かもしれません。
過敏性腸症候群の具体的な症状について
あなたはこんな過敏性腸症候群の症状で悩んではいませんか?
- を伴い、下痢や便秘を繰り返し起こる
- 便意はあるのに、排便がない
- ゆるい便が少量しか出ない
- 下痢が続いても、栄養障害や体重減少などがない
- 夜就寝時には下痢がない
- 快便がほとんどない
- お腹にガスが溜まりやすい
- 急におならが続けて出て止まらない
- お腹が頻繁に鳴る
まずは過敏性腸症候群の症状である
便通異常のタイプについてみていきましょう。
便通異常の3つのタイプ
下痢型
下痢型は特に若い人や男性に多い症状です。
通学や通勤の途中で、
突然にお腹が痛くなって何度も駅のトイレに駆け込む
食べた後に、すぐトイレに行きたくなる
といった便のゆるい症状が典型的な下痢型の症状です。
便秘型
便秘型は、
男性よりも女性に特に多く、
年齢が増すにつれ多くなる傾向があるようです。
ただ最近では食生活の変化により、
腸内環境がどんどん悪化し、
10代の女性でも便秘型になる方がとても増えて、
年々若年化が進んでいます。
排便困難が長く続き、
よくコロコロとしたウサギの糞のような便が出たり、
便の臭いがくさい、
いつも残便感があるというのが主な症状です。
下痢便秘交換型
下痢便秘交換型とはその名の通り、
下痢と便秘を交互に繰り返します。
下痢と便秘を繰り返すために、
気持ちがとても不安定になりがちです。
下痢を気にして下痢止めの薬を使ったり、
食事を抑えて下痢から逃れようとすると、
そのあと便秘に陥ってまた悩む・・・
といった状態になるという人も多いです。
お腹のいろいろな症状について
お腹の痛み(腹痛)
腹痛は、
小学生や中学生などとても若い年代でよく見られる症状です。
排便すると症状が治まることが多いのですが、
お腹の痛みを意識すればするほど便意が強くなり、
顔が紅潮したり汗が出るといった症状も同時に起こったりします。
ガス(おなら)が頻繁に出る・・・
ガス型と呼ばれたりもします
食事をした後など、緊張などのストレスがあったり、
体を動かしているときにガス(おなら)が出てしょうがなくなる・・・
我慢ができなくなる。
そして、おならが出るということが恥ずかしくて不安で、
おならを我慢してストレスがどんどん増していく。
これを繰り返すことで、
さらなる症状の悪化を招くことにもなります。
特に女性は、おならに対してとても抵抗があるので、
そのために人前に出たくなくなるという例もあります。
- 腹部膨満感・お腹が鳴る
- お腹が張る、違和感がある
- お腹がゴロゴロキュルキュル鳴る
このお腹が鳴るのも、
頻繁に起こるとおならと同様に
ストレスになる場合があります。
その他の症状
腸の症状以外にも、胃のむかつきやげっぷ、
嘔吐、食欲不振などの消化器系の症状。
頭痛、頭重感、肩こり、異常な発汗、動機やめまい、不眠、倦怠感など症状が全身に及ぶ自律神経症状に悩むこともとても多いです。
過敏性腸症候群と間違えやすい病気や症状
乳糖不耐性
牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする乳糖不耐性も、
過敏性腸症候群と同じような症状が見られることがあります。
乳糖不耐性とは、
日本人に多く体質的に乳糖を分解できないことにより、
牛乳を飲むと消化不良を起こしてしまうんです。
つまり、
牛乳を飲むと下痢をしてしまうんです。
牛乳を体に吸収できないので、
すぐに体外に排出として下痢という症状になります。
この乳糖不耐性がある人が牛乳を飲み続けると、
胃や腸にとても負担をかけることになります。
同時にこの体質の人が牛乳を摂っても、
そこから栄養をほとんど得られません。
大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室症、クローン病、潰瘍性大腸炎
甲状性機能亢進症、薬や感染などで起こる大腸炎、突発性膵炎
子宮内膜症、糖尿病、機能性消化不良症、慢性機能性腹痛
このような過敏性腸症候群の症状に間違えやすい症状もあるので、
まずは病院で診察を受けることをおすすめします
注)これらはひとつの例なので、
こんな症状があるから必ずそうだとは限りません)
過敏性腸症候群の主な原因といわれる心理的ストレス
心の症状でもさまざまなタイプがあります。
ここではその中でも特に多い
過敏性腸症候群の代表的症状タイプをあげたいと思います。
不安・緊張型(過敏性腸症候群)
下痢や便秘、腹痛などの背景に、
過敏性腸症候群の引き金となる
何らかの不安や緊張が潜んでいるタイプです。
過敏性腸症候群の中でも特に多いタイプですね。
例としては
会社や学校の通勤通学途中に、
突然腹痛と便意を催して下痢になりトイレに駆け込む。
すっきりしたと思い電車に乗るとまた腹痛と下痢が起きる。
そして、
次にまた電車に乗ると腹痛と下痢に襲われ途中下車・・・
次第に、電車に乗るとまたトイレに行きたくなるのでは
という不安をいつも感じるようになります。
こうした不安を
「予期不安」
といって、
この不安な気持ちが新たなストレスになって、
ちょっとしたことにも過敏になり、
下痢を繰り返し引き起こしてしまうんです。
このような状態になると、
どんどん電車に乗るのが不安で怖くなり、
トイレに行く頻度も増して、各駅停車にしかのれなくなったり、
学校や会社に行けなくなるなんてことも起こります。
もうひとつ例を挙げると
試験や会議など、特別緊張するときに、
とても緊張してお腹が痛くなったり、腹部に張りを覚えたり、
おならが出そうになったり、冷や汗が出たり。
そして・・・
実際おならをしてしまったり・・・
非常につらい思いや恥ずかしい思いをしたりします。
その後、普段は何ともないのにちょっと緊張したり、
緊張する場面に出くわし、不安な気持ちになったりすると、
腹痛やお腹が張っておならが出そうになる。
今度はあんな恥ずかしい思いをしたくない!
という一心でおならに耐え、
とても苦しい感じを味わってしまい
授業や仕事どころではなくなる。
そのため試験や会議の事前にはトイレを済ましているのに、
ちょっと緊張するとトイレに駆け込むようになってしまう。
過敏性腸症候群の中でも不安・緊張型の人は、
日常的にはそれほどストレスを感じていなかったのにもかかわらず、
ある日をきっかけに起こることがあります。
過剰適応型(過敏性腸症候群)
みんなに
「いい子ね~」
と言われる優等生や、仕事などでまじめな頑張りやさんは、
周りの期待に応えようとして頑張ります。
その期待を裏切らないように、一生懸命仕事や勉強などを頑張って適応しようとして思いが先行してカラダが追いつかず、カラダが限界を超えて「もう無理~!」というサインとして、腹痛や便通異常を出す場合があります。それが過敏性腸症候群の過剰適応型といわれます。
この過剰適応タイプは、普段人から褒められ尊敬されるような人や何らかの期待を集める人にも多く見られる傾向にあります。
本人はこの尊敬や期待といったプレッシャーをあまりストレスとして自覚していない場合も多く、頑張っているうちにいつの間にかカラダが変だ・・・ということになります。
そして根っからの頑張り屋さん体質なので、体調も優れないのに無理を重ねて仕事を続け、仕事中に体調が悪くなることが増えると。そのことで体調のことが気になるようになり、余計な緊張や不安を呼んで症状がどんどん悪くなり、それでも仕事を休まずに頑張り・・・しだいに無理がきかなくなり、仕事を休みがちになったり仕事を続けられなくなったりします。
そうすると、周囲からの期待が反対に大きなプレッシャーとして感じるようになり、それが苦痛となりどんどん気分的に落ち込み、抑うつ状態になるようなケースもあります。
抑うつ型(過敏性腸症候群)
抑うつ型は、
もともとうつ状態が原因で
身体的な腹痛や便通異常などのつらい症状が起こる場合と、
はじめは何でもなかったのが何らかのきっかけで
身体的な腹痛や便通異常などのつらい症状が起こるようになり、
それが原因で憂うつ状態になるという場合があります。
抑うつ型には、お腹周りの症状だけではなく、
不眠、倦怠感、食欲不振、集中力の低下、無気力
などの症状がどんどん進み、
関心ごとが
便通異常などに集中してしまうようになる傾向もあります。
抑うつ型は高齢者の方にも多く見られ、
そこには年齢に伴う身体的な機能の低下、
定年を迎え仕事をやめたこと、
家族を亡くすことによる孤立などあり、
体のつらい症状に意識が行き過ぎてしまう
といったこともあります。
いつでもどこでも型(過敏性腸症候群)
このタイプは、日常生活の様々な場面でいつでもどこでも、
ちょっとした条件がそろえば起きてしまうタイプです。
きまったとこで型(過敏性腸症候群)
通勤・通学途中の電車の中や、
試験中や会議中など特定の状況
ある程度決まった状況下で起こるタイプです。
過敏性腸症候群の
初期の段階で起こりやすいのがこのタイプですね。
こんな風に、いろんなタイプがありますが実際は、
いろんな事が複雑に絡み合っていることが多いです。
ここにあるタイプ分けはひとつの目安だと考えてほしいです。
そして、
どうして起こっているのか?
どうしたら良くなるのか?
ということを考えてほしいなぁと思います(*^-^)
過敏性腸症候群は不安や緊張などの心のストレスが主な原因です
過敏性腸症候群は多くの場合、
不安、緊張、恐れなどのネガティブな感情から来る
心理的ストレスが発症のきっかけ(原因)になったり、
悪化の要因になったりします。
下痢や便秘は健康な人でも、
過度のストレスにより一時的に起こることがあります
なぜ、このようなことが起こるかというと・・・
心理的ストレスを感じる脳と、
下痢や便秘などの症状が現れる腸に代表される消化管は、
自律神経で密接につながり、呼応し直結しあっています。
そのため、
過度のストレスが消化管の異常として即座に現れます。
過度のストレスを脳が受けると、
不安・緊張・イライラ・怒り・悲しみ・恐怖といった
ネガティブな感情が現れます
このネガティブな感情が生み出される場所が、
大脳辺縁系であると一般にいわれています。
大脳辺縁系は情動脳とも呼ばれ、
本能的な欲求、生理的な快感や不快感も生まれます。
大脳辺縁系で生まれた感情や感覚は大脳新皮質を通り、視床下部という体内環境のコントロールを司る場所に届きます。その視床下部から自律神経に伝わり、そこから全身に指令を送られることになります。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります
交感神経は、一般的に活動を促進させる神経で、副交感神経は活動を休ませ回復を図る神経です。
昼間は交感神経が優位に働き、
仕事中やなんらかの活動中は、
消化器官の働きを司る副交感神経は休んでいることが多いです。
過度のストレスにより、
視床下部からの指令が異常をきたすと・・・
運動中や仕事中などの活動中にもかかわらず、
副交感神経が働き、消化器官(腸など)が活発に働き出してしまう
ということが起こります。
これは、交感神経と副交感神経が正常に
働かなくなったために起こります。
この状態がいわゆる自律神経失調症状態です。
自律神経失調状態では、胃腸にかかわらず、自律神経の支配を受ける体のあらゆる場所に異常が現れます。
血圧の変動、頭痛、動機や眩暈(めまい)などの不定愁訴が出やすくなります。
特に脳と腸には、脳腸相関といって他の臓器よりも密接した関係があります。消化器官の中でも腸管には、脳と関連した神経管から直に発生している腸管神経叢というものがあります。
脳がストレスを感じるとそれがダイレクトに腸管神経叢に伝わり、腸管の運動や腸管の近くが敏感に反応するんです。そして腸管が反応すると、その反対のルートで腸の刺激が脳に伝わります。
これはつまり、ストレスの刺激があっという間に腸に伝わり、下痢や便秘の症状が起こると同時に脳にもそれらの症状がまた瞬時に伝わり、ストレスを与えるという悪循環が起こってしまいます。
これが悪循環の連鎖にどんどんつながります。
過敏性腸症候群の状態になっている人は、腸の状態がとっても過敏になっています。
権能な人よりもず~っと脳に対する刺激にも敏感で、脳腸相関の関係がより強まる傾向にあるんです。
これにより、ほんのわずかなストレスにも過敏に反応してしまい、腹痛や便通異常を引き起こすようになるんです。そしてお腹の痛みなどもとっても感じやすくなり、通常より強烈な痛みとして感じたりします。
こういうわけで、心理的ストレスが過敏性腸症候群の主な原因といわれています。
ただこれ以外にも肉体的ストレス、食事の問題、呼吸、姿勢などさまざまな問題が過敏性腸症候群の原因として絡んでくることも忘れないでほしいと思います。
最後にちょっとしたお話
過敏性腸症候群の英語名に当たる
『Irritablebowel Syndorome』
は日本語に約すと
『怒りっぽい腸の症候群』
という意味で、
過敏性腸症候群は心理的ストレスに腸が反応する
心の病気といわれています
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群の改善方法とは?
過敏性腸症候群の改善法といっても、腸に直接の原因があるわけではありません。
腸の働き、そして脳と腸をつなぐ自律神経の働きに問題があるからです。
まずはその働きを整える必要があります。それには、根本的な原因を解決する必要があります。
根本的な原因とは?あなたが日々24時間生きている生活習慣の中にあります。
そしていちばん主を占めているのが心。心の働きからくるストレスが大きな問題です。
過敏性腸症候群の最大の原因は、心のストレスだといわれています
過敏性腸症候群の原因の主なことが心理的ストレスだとすれば、過敏性腸症候群を改善する方法は・・・。
過敏性腸症候群を改善するキーポイントは、まずそのストレスを少しずつ減らしていくことです。
心のストレスを減らすというと、どういうことか・・・?それには気分、心の持ちようを変えることがいちばん★
過敏性腸症候群の改善ポイント1 心理的ストレスを少しずつ解消していく
過敏性腸症候群を改善する大事なポイントは、不安、イライラ、怒り、心配などのストレスをなくすことが大切です。
今、日常生活の中でどういう状況で自分がストレスを感じているかをまず知ること。
どんなことがストレスになっているか気づくことが第一歩、そしてその後どうしたらストレスを減らせるかを考える。
ただ直接、心や気分を変えようと思っても、すぐには無理かもしれません。
そんなときはリラックスできる環境を作ること★
好きな音楽を聴いたり、お気に入りの場所で過ごしたり、誰かの手を借りる・・・なんでも良いんです。あなただけのリラックスの時間を作る。
リラックスすることでまず、心を楽にする。すると、自然と体も楽になります★
あなたは、こんなことありませんか?
イライラしたり、怒りを抱えていませんか?
なにか悩み事や心配事はありませんか?
普段ぼーっと何も考えずに、のんびりできる時間がありますか?
誰かのことを恨んだり、ダメダメと否定したりしていませんか?
ここが脳と自律神経の働きに関する大事なポイントです。
少しずつ心理的ストレスを解消していきましょう。
過敏性腸症候群の改善ポイント2 深い呼吸でリラックス効果
呼吸は、人が唯一自律神経をコントロールできる事として知られています。
分かりやすくいうと、浅い呼吸をしていると、今必要な自律神経が上手く働いてくれない。そして深い楽な呼吸ができていると、自律神経が良い形で働いてくれる。
体の不調を抱えている人に、浅くて苦しい呼吸の人がとても多いです。
呼吸には、副交感神経をうまく使って、リラックス効果を高めることができます★
浅い無理な呼吸をしていませんか?
息をつめて苦しい呼吸をしていませんか?
過敏性腸症候群の改善ポイント3 腸の負担を減らしましょう
過敏性腸症候群は、名前にもあるように腸に大きな負担がかかっているわけです。腸の負担になることで思いつくことは何でしょう?
腸って何をするところか考えると分かります★そうです。食べたものを消化して、吸収するところですね。
つまり、食事全般がとても大切です。
食べ物を食べれば必ず、腸を通ります。そして、その食事が体に合っているかいないかということが、同時にどれだけ腸に負担をかけているかいないかということにもなります。
つまり、少しでも腸に負担にならない食生活に変える。腸にやさしい、腸が心地よいと感じる食生活にすれば、自然と腸は今よりも楽になるはずです。
腸が元気なら、脳や自律神経からいろんな無理な指令を受けても、結構へっちゃらかもしれませんね★
それには、食べるものもそうですし、食べ方などいろいろ食事に関して考える必要がありますね。
食べすぎだったりしませんか?
甘いものを食べ過ぎていませんか?
ほとんど噛まないで、食事を飲み込んでいませんか?
無理して食べていませんか?
過敏性腸症候群の改善ポイント4 体を動かすことも大切です
過敏性腸症候群の改善には体を動かすことも大切だと考えます。
体を動かすことは気分転換にもなりますし、過剰な脂肪や体に溜まったいらないものを排除する助けにもなります。
そして、ある程度体の機能を維持するために、ある程度の筋肉も必要です。あとは心と体に負担にならない姿勢というのも大切です。
体を適度に動かしていますか?
筋肉は適度にありますか?
無理な姿勢で生活していませんか?
多くのつらい症状というのは、たったひとつの事が原因で起こるのではなく、複雑にいろんな要因が絡み合って起こることが多いです。
特に慢性的になっている症状は、その傾向がとても強いです。
あなたが普段の生活習慣の中で、どれくらい心地よく過ごせているか・・・。そこが大事なところです。
自然の法則に『心地よいことをしていると、心と体は良くなる』という決まりがあります。
過敏性腸症候群というつらい症状があるということは、その反対の『心地よくないことをすると、心と体は悪いところへ向かう』という法則が、今あなたに働いているおかげといえると思います。